知れば納得!オーディオブック(聴く読書)の驚くべき5つの効果

記事内に商品プロモーションを含む場合があります
オーディオブックの効果
  • URLをコピーしました!

オーディオブックとは、プロのナレーターや声優が本を読み上げてくれるサービス。最近では、家事や運転中でも「ながら聴き」で読書ができるとあって、人気が急上昇しています。

とはいえ、「オーディオブックって実際どうなの?」「どんなメリットがあるの?」と思っている方も少なくないと思います。

そこでこの記事では、オーディオブック(聴く読書)の効果やメリットを解説していきます。

実際にオーディオブックを2年以上使ってみて、実感している効果を5つに絞ってまとめました。

聴く読書は、かなり合理的な読書法です。

読書を習慣にしたい人にとっても有益な情報なので、ぜひ最後までお読みください。

タップできるもくじ

オーディオブック(聴く読書)の驚くべき5つの効果

オーディオブックの効果

オーディオブック(聴く読書)は、「手がふさがっていても、読書ができる」「必要なものはスマホとイヤホンだけ」など、その利便性と手軽さが人気です。

もちろんそれだけでもオーディオブックを使う価値はありますが、それ以上に着目したいのは、次の5つの効果です。

一つずつ解説していきます。

1. 脳への負担が小さく疲れにくい

本は「読む」よりも、耳で「聴く」ほうが脳が疲れにくいと言われています。これは聴くほうが脳への負担が少ないためです。

ながら聴きのように他の作業をしながらでも読書ができるのは、この脳の特性によるものです。

オーディオブック(聴く読書)は、脳科学の見地からもその有用性が認められています。

では、なぜ耳で聴くほうが脳への負担が少ないのか?その理由を解説します。

【理由1】聴く読書のほうが脳の活動が1工程少ない

端的に言うと、聴く読書のほうが脳の活動が1ステップ少なくて済むからです。次の図をご覧ください。

オーディオブックの効果
参考文献:超効率耳勉強法/上田渉

ご覧の通り、オーディオブック(聴く読書)では、「文字を目で見る」という工程を飛ばすことができます。

結果、「言語として理解する」までにかかる工数が少なくて済むため、脳が疲れにくいというわけです。

【理由2】聴覚は柔軟性が高い

さらに聴覚の柔軟性の高さも、聴く読書が疲れにくい理由の一つです。

例えば、早口な人・活舌が悪い人・ゆっくりしゃべる人など、相手がどんなタイプであっても、ある程度は相手の話を理解できるはずです。

また、理論上は「オーディオブックは3倍速に速度を上げても、10分ほど集中して聴いていれば内容を理解できる」と言われています。

これが「聴覚は柔軟性が高い」と言われる所以です。

一方で、読む読書で「速読」を身に付けようとすると、それなりの訓練が必要です。一度に見る文字の分量を増やしたり、視線をコントロールしたりと、それ相応の努力が必要になります。

聴く読書には、特殊な能力や訓練を必要としません。読む読書よりも肩の力を抜いて行なえる読書法と言えるでしょう。

2. 読書習慣が身につく

オーディオブックの効果2

聴く読書は、読書の習慣化にもつながります。

オーディオブックを利用すると、「本と触れる機会」や「読書時間」が増えることが調査結果からわかっています。

オーディオブック利用後、本と触れる機会「増えた」人が約4割 「読書時間が1.7倍」に

出典:オーディオブック白書2021(読書習慣特別号)

オーディオブックは「ながら聴き」ができるため、今まで読書に使えなかった時間(家事や運転中)にも読書ができます。

その結果、読書の頻度や時間が増えたと言えるでしょう。

私の場合、「洗濯を畳む/食器を洗う時間」にオーディオブックを取り入れたことで読書時間が増えました。オーディオブックを聴きながらだと、家事の億劫さも軽減できて一石二鳥です。

また、代表的なオーディオブック(など)は聴き放題なので、試し聴きやザッピングによって本に触れる機会が増えます。

「今日はこれを聴いてみよう、次はこっちも聴いてみよう」というように、立ち読み感覚で利用できるため、自然とオーディオブックを使う頻度が増える。

オーディオブックを利用すれば、「読書の頻度や時間が増える → 読書が習慣になる」というポジティブな効果が期待できます。

3. 読書効率が上がる

聴く読書は、読書効率の向上にもつながります。

株式会社オトバンク(audiobook.jpの運営会社)が公開している情報によると、「オーディオブックを使い始めてから読書量が2倍になった」という調査結果が明らかになっています。

聴く読書によって読書効率が上がることが証明された一つのデータといえるでしょう。

オーディオブックの効能1
出典:

では、なぜ読書量が2倍にも増えたのか?その主な理由は2つ考えられます。

一つは「ながら聴き」の効果です。

繰り返しになりますが、オーディオブックを利用すると、今まで読書に使えなかった時間(家事や運転中)を読書時間に変えられます。当然、読書量も増える。これが一つ目の理由です。

二つ目は、「倍速再生」の効果だと言えるでしょう。下の表をご覧ください。

1分間に読める(聴ける)文字数
通常の読書(読む)400~600文字
オーディオブック(聴く)1倍速:300~350文字
2倍速:600~700文字
参考文献: 超効率耳勉強法/上田渉

実はオーディオブックを2倍速以上で聴けば、紙の本を読むよりも早く読了することができます。

一般的な人の場合、通常の読書では1分間に400~600文字読める。それに対し、オーディオブックを2倍速で聴くと、1分間に600~700文字聴くことができる。

つまり理論上は、倍速再生機能があるオーディオブックを使うと、より多くの本が読めるというわけです。

実際に私も含め、読書家の多くは倍速再生機能を利用して、2~3倍速でオーディオブックを聴いています。

「2倍速なんて聴けるの?」と思った方へ。聴覚は柔軟性が高いため、2倍速ならすぐに慣れて違和感なく聴くことができます。慣れれば3倍速でも聴けますよ。

4. 読解力が上がる

オーディオブックの効果3

聴く読書は、読解力の向上にも役立ちます。

アメリカの情報科学技術協会が2019年に発表した、「視覚と聴覚の読解効果」に関する比較実験では、文字を読むよりも音声を聴く方が読解効果が高いことが示されています。

さらに、音声を聴きながら文字を読むと、それぞれ単体で行うよりも読解効果が高いことも明らかになっています。

①音声を聴くことによる読解効果は、文字を読むことよりも優れている、②両者を同時に行なうことによる読解効果は、それぞれ単体で行うよりも優れている、という2つの事実が明らかになったそうです。

引用:超効率耳勉強法/上田渉

つまり、本を読むよりもオーディオブックを聴くほうが読解効果が高い。

さらに、オーディオブックを聴きながら同じ本を同時に読めば、単なる読書よりもさらに読解効果が上がる。

読解力を鍛えるのに、オーディオブックは有用だと言えるでしょう。

5. 想像力が養われる

オーディオブックの効果4

聴く読書は、想像力を養う効果も期待できます。

オーディオブックでは耳からしか情報が入ってこないため、脳は足りない情報を補うためにイメージを膨らませます。

自分が経験してきた記憶から情報を引っ張り出してきて、具体的な情景として視覚化するのです。

この一連の脳の活動は、脳全体を使った高度な作業。やればやるほど脳が活性化し、より鮮明なイメージを描けるようになると言われています。

つまり、オーディオブックを聴いて、耳から得た情報からどんどんイメージを膨らますことで、想像力が養われるというわけです。

株式会社オトバンク(audiobook.jp運営会社)の上田会長は、ご自身の著書で次のように語っています。

イメージをふくらませる行為は、すればするほど、より鮮明なイメージを描くことができるようになります。すなわち、想像力が活性化されるということです。

引用:超効率耳勉強法/上田渉

オーディオブックに関するよくある質問

オーディオブックの効果「よくある質問」

ここからは、オーディオブックに関するよくある質問を紹介します。

オーディオブックにデメリットはないの?

オーディオブック(聴く読書)にもデメリットはあります。

私の実体験と口コミからデメリットを3つにまとめました。

オーディオブックは文章で読むことはできない

オーディオブックには文章を読む機能はありません。

ただし、作品によっては付属資料として挿絵や図解PDFがついている場合があります。

ビジネス書は図表を見ながら聴くと、本の内容を理解しやすくなるので、ぜひ活用してみてください。

もう一度聴きたい部分にアクセスしにくい

オーディオブックはもう一回聴きたい部分があっても、「戻って聞き直す」のに苦労します。

クリップ機能(しおりの役割)はあるものの、紙の本のように簡単に折り目や目印を入れることができないのが難点。ながら聴きで手がふさがっているため、クリップ機能を使う機会はほとんどありません。

あとから聴きたい箇所を探そうとすると、少し時間とストレスがかかることは知っておきましょう。

ナレーターや声優によって聴きにくい場合がある

オーディオブックの聴き心地は、本を朗読するナレーターや声優の声質に左右されます。

朗読のプロなので、極端に聴き取りにくいということはほとんどありませんが、声は想像以上に好き嫌いが出ます。

実際に、本の内容は良いのに声が合わずに最後まで聴けなかった本がいくつかありました。

こうしたデメリットもあるので、自分に合うサービスかどうか実際に試してみるのがいいでしょう。おすすめのオーディオブックも紹介します。

おすすめのオーディオブックはどれ?

おすすめのオーディオブック

オーディオブックにはいくつか種類がありますが、次の2つがおすすめです。

一つずつ詳しく解説していきます。

Audible(オーディブル)

Audible」は、世界で数百万人以上のユーザーが愛用しているAmazonのオーディオブック配信サービスです。

取り扱いジャンルはビジネス書や小説から学習教材まで幅広く、聴き放題の作品数はなんと12万冊以上。世界的な名著やベストセラーに加え、新作も続々と追加されています。

月額料金は1,500円と妥当な価格水準。作品数、新作の追加頻度、聴き心地のよい朗読音声など総合的に考えると納得のコスパです。1,500円の価値は十分にあります。

また、オーディオブックを利用したことがない人にも安心の30日間の無料体験付き。もし使ってみて満足できなければ、無料体験中にいつでも解約できるので安心です。

使いやすさも抜群で、直観的な操作感でストレスなく使えます。

画面の表示速度やコンテンツのダウンロード速度も申し分なし。音声もクリアで音飛びもないので、快適に聴く読書が楽しめます。

口コミやレビューを見ても絶賛する声が多く、信頼度の高いサブスクです。

Audibleは手がふさがっていても、耳さえ空いていれば聴く読書ができます。家事や運転、運動しながらでも問題なし!読書時間が取れない人に最適なサブスクです。

Audibleロゴ
サービス
提供会社
Amazon
サービス
概要
オーディオブック(耳で聴く本)
聴き放題(聴き放題対象外作品の単品購入も可)
プロのナレーターの朗読音声
オフライン再生可能/何冊でもダウンロード可能
価格聴き放題:月額1,500円
特典30日間の無料体験付き
解約いつでも解約できる
無料体験中の解約OK
支払い方法クレジットカード/デビットカード
作品数40万冊以上
聴き放題は12万冊以上
主な
ジャンル
ビジネス書/自己啓発書/小説/教育・学習など
対応端末Android端末/iOS端末/PC
アプリ有無あり
その他聴き放題作品は入れ替わる
文章で読むことはできない
※ただし作品によっては書籍内の図解がPDFで付属

期間限定!今なら3か月99円 /

お得なキャンペーンは12/6まで

Audibleについては、以下の記事でも詳しく解説しています。ユーザーのリアルな口コミやよくある質問もまとめているので、参考にしてください。

Audible完全ガイドはこちら

audiobook.jp(オーディオブックドットジェイピー)

audiobook.jp」は、250万人以上のユーザーが利用している日本最大級のオーディオブック配信サービスです。

ビジネス書や小説、学習教材など取り扱いジャンルは豊富。1.5万冊以上の書籍が聴き放題の対象です。

読み放題のラインナップには、ベストセラーや名著も多数。また月替わりや不定期で人気作品の限定配信があるのもおすすめポイントです。

料金プランはいくつかありますが、聴き放題「年割プラン」を選ぶと月額833円で利用できます。

操作性や使い勝手についても申し分なし。朗読音声の品質も良く、ストレスなく聴く読書が楽しめます。

聴き放題プランには14日間の無料体験が付いています。もし使ってみて満足できなければ、無料体験中にいつでも解約できるので安心です。

audiobook.jpロゴ
サービス
提供会社
株式会社オトバンク
サービス
概要
オーディオブック配信(耳で聴く本)
聴き放題プラン、チケットプラン、月額プランあり
※単品購入も可能
プロのナレーターの朗読音声
料金プラン【聴き放題】
年割プラン:月額833円(一括前払い9,990円)
※月額プランを選ぶと1,330円と割高

【チケットプラン】
シングル:月額1,500円
ダブル:月額2,900円
※初回のみ最大35%OFF

【月額会員プラン】
月額550円~33,000円
特典14日間の無料体験付き
(聴き放題プランのみ)
解約いつでも解約できる
無料体験中の解約OK
支払い方法クレジットカード/d払い/ソフトバンクまとめて支払い・ワイモバイルまとめて支払いなど
作品数総作品数は非公開
聴き放題は1.5万冊以上
主な
ジャンル
ビジネス書/自己啓発書/小説/語学/実用・資格など
対応端末Android端末/iOS端末
アプリ有無あり
その他聴き放題作品が入れ替わる(期間限定作品あり)
オフライン再生可能|何冊でもダウンロードOK

\ まずは聴き放題の14日間無料体験から /

無料期間中の解約もOK!

audiobook.jpについては、以下の記事でも詳しく解説しています。ユーザーのリアルな口コミや登録手順もまとめているので、参考にしてください。

audiobook.jp完全ガイドはこちら

Audibleとaudiobook.jpの比較表

」と「」の基本情報を比較しやすいよう、横並びで表にまとめました。

スクロールできます
Audibleロゴ
Audible
audiobook.jpロゴ
audiobook.jp
サービス
提供会社
Amazon株式会社オトバンク
主なジャンルビジネス書/自己啓発書/小説/教育・学習などビジネス書/自己啓発書/小説/語学/実用・資格など
料金プラン
【聴き放題】
月額1,500円
※プランの選択肢なし
【聴き放題プラン】
年割プラン:月額833円
(一括前払い9,990円)
※月額プランを選ぶと1,330円と割高

【チケットプラン】
シングル:月額1,500円
ダブル:月額2,900円
※初回のみ最大35%OFF

【月額会員プラン】
月額550円~33,000円
作品数総作品数:40万冊以上
聴き放題:12万冊以上
総作品数:非公開
聴き放題:1.5万冊以上
無料体験期間30日間14日間の無料体験付き
(聴き放題プランのみ)
単品購入
支払い方法クレジットカード/デビットカードクレジットカード/d払い/ソフトバンクまとめて支払い・ワイモバイルまとめて支払いなど
アプリありあり
対応端末Android端末/iOS端末/PCAndroid端末/iOS端末
公式サイト

audiobook.jpには複数のプランがありますが、聴き放題プランがお得かつ使い勝手がいいので、聴き放題プランのみを比較しています。

ポイントを簡単にまとめると以下の通りです。

  1. 聴き放題の月額料金
    • audiobook.jpのほうが安い
  2. 聴き放題の作品数
    • Audibleのほうが多い
  3. 無料体験期間
    • Audibleのほうが長い

聴き放題の作品数や無料期間で選ぶならAudible。料金で選ぶならaudiobook.jpがおすすめです。

どちらも比較的長めの無料期間ついています。迷ってしまう人は、2つとも無料体験に登録して実際に試してみましょう。

まとめ

この記事では、オーディオブック(聴く読書)の5つの効果について解説しました。

この記事の要点をおさらいしておきましょう。

まとめ
  • オーディオブックを使った聴く読書から得られる効果メリットは大きい
  1. 脳への負担が小さく疲れにくい
  2. 読書習慣が身につく
  3. 読書効率が上がる
  4. 読解力が上がる
  5. 想像力が養われる
  • とくにおすすめしたいオーディオブックはこの2つ

聴く読書はとても合理的な読書法。紙の本や電子書籍に限定せず、オーディオブックも使って読書の幅を広げていくのがおすすめです。

オーディオブックを使ったことがない人は、ぜひお試しください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

スキマ時間で気軽に読書がしたい方へ

当メディア「ぺいろぐ」では、スキマ時間で無理なく快適に読書を楽しみたい人に向けて、「スマホ読書メソッド」を分かりやすく発信しています!

スマホ読書を2年以上続けている筆者が、電子書籍やオーディオブックをはじめとしたサブスクリプションサービスの特徴や始め方などを詳しく解説しています。

本のサブスクを始める方は、こちらの完全ガイドをぜひご覧ください!

Amazonが運営する信頼と安心のオーディオブック「Audible」はこちら

期間限定!今なら3か月99円 /

お得なキャンペーンは12/6まで


200万冊以上の電子書籍が読み放題!コスパNo.1の「Kindle Unlimited」はこちら

\ まずは30日間の無料体験から /

無料期間中の解約もOK!


かなり優秀!10分でインプットができる本の要約サービス「flier」はこちら

\ まずは7日間の無料体験から /

当サイトから登録でずっと10%オフ
【月額2,200円が1,980円に】


本のサブスクを使いこなして、スキマ時間で無理のない読書ライフを始めましょう。ご質問やご相談はコメント欄からお気軽にどうぞ!

オーディオブックの効果

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


タップできるもくじ