世界の名著おすすめ15冊！ド定番だけど一度は読みたい大ベストセラー本

「ビジネス書って結局どれ読めばいいですか？」

という疑問に真正面からお応えして、

ド定番だけど、やっぱり一度は読みたい世界の名著を15冊紹介します。

どれも世界的な大ベストセラーあるいは不朽の名作というだけあって、内容は極めて濃厚です。いわゆる不変の真理や人生訓を扱った書籍ですね。

正直、ハウツー本よりは読むのに時間がかかるし、読み応えあります。

その分、得た学びが賞味期限切れにならないのでおすすめです。

ぜひ選書の参考にしてください。

※ちなみに、「難しくてとてもじゃないけど読めない…」となるようなレベルの本は選んでないのでご安心ください。

おすすめの世界的名著15冊

さっそくおすすめの世界的名著を15冊紹介していきます。

習慣・人格形成に役立つ本から、人間関係論、人生戦略に活かせる本まで、上質なマインドセットができる書籍を厳選しました。

各書籍の特徴やポイント、実際に読んでみた感想も一冊ずつレビューしたので参考にしてください。

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No.	表紙	タイトル	著者
1		ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣	ジェームズ・クリアー、牛原眞弓
2		完訳 7つの習慣	スティーブン・R・コヴィー、 フランクリンコヴィージャパン
3		改訂版 金持ち父さん貧乏父さん	ロバート・キヨサキ、白根美保子
4		人を動かす 改訂新装版	デール・カーネギー、山口博
5		自分の小さな「箱」から脱出する方法	アービンジャー・インスティチュート、 金森重樹、冨永星
6		★GIVE&TAKE	アダム・グラント、楠木建
7		嫌われる勇気	岸見一郎、古賀史健
8		マインドセット	キャロル・S・ドゥエック、今西康子
9		やり抜く力 GRIT	アンジェラ・ダックワース、神崎朗子
10		本を読む本	M・J・アドラー、C・V・ドーレン、 外山滋比古、槇未知子
11		チーズはどこへ消えた？	スペンサー・ジョンソン、門田美鈴
12		FACTFULNESS	ハンス・ロスリング、オーラ・ロスリング他
13		アイデアのつくり方	ジェームス・W・ヤング、 竹内均、今井茂雄
14		★自分の時間	アーノルド・ベネット、渡部昇一
15		LIFE SHIFT	リンダ・グラットン、アンドリュー・スコット、 池村千秋

【1】ジェームズ・クリアー式　複利で伸びる1つの習慣

いろいろ読んだけど、結局いちばんしっくりくる習慣の本。全世界で2,000万部も売れているモンスター書籍です。

小さな行動の積み重ねが、大きな成果に変わっていくプロセスを教えてくれます。

シンプルでわかりやすい理論と具体的なメソッドのバランスもちょうど良い。

多くの読者にとって「これ以上ない習慣の指南書」だと思います。

【2】完訳 7つの習慣　人格主義の回復

「20世紀に最も影響を与えたビジネス書1位」に輝いた本であり、30年以上も読み継がれている名作中の名作。

表面的でその場しのぎのテクニックではなく、どの時代にも通用する不変の原則が学べます。

7つの習慣の中で一番刺さったのは、第2の習慣「終わりを思い描くことから始める」——人生のバイブルに最適。

成功の土台となる「人格」を磨くための本ですね。

【3】改訂版 金持ち父さん貧乏父さん　アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学

全世界シリーズ累計4,000万部超えのベスト＆ロングセラー……評判通りの名著でした。

ひと言でいうなら、お金持ちマインドを徹底的に叩き込んでくれる本。

• 金持ちはお金のために働かない
• 貧乏の一番の原因は、“恐怖と無知”
• 資産と負債の違いを知り、資産を買え
• まずは一番大切な資産、自分の頭脳に投資せよ

など、鋭い洞察と示唆に富む話のオンパレードでした。 これはもう永久保存版ですね。

【4】人を動かす　改訂新装版

「人を動かす」ための原則を教えてくれる、自己啓発書の原点といえる本——世代を超えて読み継がれている不朽の名作です。

豊富な事例や実践に裏打ちされた本書の教えは、めちゃくちゃ納得感がありました。読み応えのある一冊です。

人を動かすには、人が欲しがっているものを与えよ

という言葉にも深く共感。

あらゆる人間関係に使える本です。

【5】自分の小さな「箱」から脱出する方法　人間関係のパターンを変えれば、うまくいく！

GoogleやAppleなども研修に採用しているという人間関係論の決定版。

本書では、人間関係がうまくいかない原因を「箱」というメタファーでわかりやすく示してくれます。

「問題は他人ではなく、自分の視点にあるのかも…」
「自分が箱に入っていることが原因なのでは…」

と普段スルーしがちな気付きを与えてくれる本なので、ぜひチェックしてみてください。

★【6】GIVE&TAKE 「与える人」こそ成功する時代

「成功するのはどんな人か？」という問いに、納得のいく答えを提示してくれるのが本書です。

• ギバー（人に惜しみなく与える人）
• テイカー（真っ先に自分の利益を優先させる人）
• マッチャー（損得のバランスを考える人）

本書の議論の根底にあるのが、この思考と行動の3タイプ。

もちろんこの中で成功するのは「ギバー」。
でも実は失敗しやすいのも「ギバー」。

人としての在り方に加えて、単なるお人好しで終わらないギバー戦略も学べるのが本書の魅力です。

【7】嫌われる勇気　自己啓発の源流「アドラー」の教え

「人生を一変させる劇薬」と言われるほど話題になり、世界的にも支持されている国宝級の本。アルフレッド・アドラーの思想（アドラー心理学）が物語形式でまとめられています。

アドラー曰く、

すべての悩みは対人関係の悩み

悩みの本質と、悩みを解消するシンプルな答えが書かれているので、腹落ちできるとメンタルがかなり強くなります。

他人に振り回されず、毎日を幸せに過ごすためにも、ぜったいに外せない一冊です。

【8】マインドセット 「やればできる! 」の研究

ビル・ゲイツも絶賛したという「成功心理学」の世界的ベストセラーで、自分の可能性を引き出すためにも読んでほしい本。

この本では2種類のマインドセットについて語られるのですが……これがかなり核心をついています。

• 硬直マインドセット：人間の資質は変わらないと考える
• しなやかマインドセット：人間は成長しつづけられると信じる

当然、成功するのは「しなやかマインドセット」。

持続的に成長していくには、生まれ持った才能よりも、正しいマインドセットに目を向けるのが正解。

そんなわけでビジネス現場だけでなく、スポーツや学業、子育てなどにも幅広く役立ちます。

【9】やり抜く力 GRIT（グリット） 人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける

多くの研究や実例をもとに「やり抜く力」について解明した本。

どんな分野であれ、成功するには「才能」や「IQ」なんかよりも「情熱」と「粘り強さ」——すなわち「グリット=やり抜く力」が必要である

というのが本書の趣旨。

「いやいや、努力や継続の価値なんて今さら語られても……」と思うかもしれませんが、本書を読むとよりいっそう腹落ちします。

ビジネスやスポーツの世界にとどまらず、子育てや教育など広く生かせる知恵が手に入りますよ。

【10】本を読む本

長年、世界中で読み継がれている「本の読み方」に関する決定版です。

本を最良の師とすれば一生の間ずっと学び続けることができる

という著者の主張が刺さりますね。本は偉大です。

さらに「初級読書」「点検読書」「分析読書」といった読書レベルごとのアプローチも紹介され、新しい発見がたくさんあります。

読書力を継続的に磨いていくためのガイドブックと言えますね。

【11】チーズはどこへ消えた？

2匹のネズミと2人の小人のチーズを巡る物語から骨太メッセージを受け取れる名作。

たった100ページだが、この本にはアナタの人生を変える力がある

という謳い文句につられて読みましたが、まさしくそういう類いの自己啓発書でした。

変化を受け入れ、
変化を楽しみ、
行動にうつす

ということの意義を寓話を通じて体感できるのが本書の魅力ですね。

変化をどう捉え、自分の行動をどう変えるか。現実世界とリンクさせながら想像力を持って読むと、色んな気付きが得られます。

【12】FACTFULNESS　10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣

事実に基づく世界の正しい見方を教えてくれるのが本書です。

「世界は戦争やテロ、天災、人災…どんどん物騒になっているでしょ？」
「貧困も増え続ける一方…」

なんてことを思ってましたが、単なる思い込みでした。

世界は、基本的にはどんどん良くなっている

こっちが真実。

こういう思い込みや勘違いを払拭してくれる本。

メディアから流れてくるネガティブニュースで、ブルーになりがちな人におすすめです。

【13】アイデアのつくり方

密度の濃さに驚愕する不朽の名作。全102ページで、なんと本編は50ページほど……

まったくムダがなく、“洗練された”という言葉がふさわしい本物の骨太本でした。

シンプルゆえに抽象度は高めなので、血肉化するのに時間はかかります。繰り返し読みたい名著ですね。

★【14】自分の時間

時間の価値と使い方の本質が鋭く洞察されている名著。読みやすい文章でありながら、内容はなかなか骨太です。

「時は金なり」とはいうが、時間はお金よりもはるかに貴重

ここが好きです。

シンプルな言葉で核心を突きつつも、ウィットで皮肉が効いた文体で読者を楽しませてくるので、読み物としても一流。

読み応えあります。

【15】LIFE SHIFT（ライフ・シフト） 100年時代の人生戦略

「人生100年時代」ムーブメントの火付け役にもなった人気書籍。あらゆる世代から支持を集めて、「読者が選ぶビジネス書グランプリ」で総合グランプリも受賞したことのある名作です。

どうすれば長寿時代の恩恵をめいっぱい受け取ることができるか——というのが本書のテーマなわけですが、そのための考え方が凄くいい。深く共感しました。

• 「教育→仕事→引退」という3ステージの人生から脱却
• ステージ移行を重ねていく「マルチステージ」の人生へシフト
• 画一的な生き方にとらわれず、生涯にわたって「変身」し続ける覚悟をもつ

長寿時代に合った考え方、人生シナリオに書き換えていく必要がありますね。

自分らしい生き方をどう築くかを考えるのにちょうどいい本だと思います。

おすすめの世界的名著15冊 まとめ

この記事では、おすすめの世界的名著を15冊紹介しました。

いわゆる不変の真理や人生訓を扱った書籍なので、得た学びが賞味期限切れになる心配はないです！

一生役立つ本だと思いますので、ぜひ手に取ってみてくださいね。

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No.	表紙	タイトル	著者
1		ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣	ジェームズ・クリアー、牛原眞弓
2		完訳 7つの習慣	スティーブン・R・コヴィー、 フランクリンコヴィージャパン
3		改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん	ロバート・キヨサキ、白根美保子
4		人を動かす 改訂新装版	デール・カーネギー、山口博
5		自分の小さな「箱」から脱出する方法	アービンジャー・インスティチュート、 金森重樹、冨永星
6		★GIVE&TAKE	アダム・グラント、楠木建
7		嫌われる勇気	岸見一郎、古賀史健
8		マインドセット	キャロル・S・ドゥエック、今西康子
9		やり抜く力 GRIT	アンジェラ・ダックワース、神崎朗子
10		本を読む本	M・J・アドラー、C・V・ドーレン、 外山滋比古、槇未知子
11		チーズはどこへ消えた？	スペンサー・ジョンソン、門田美鈴
12		FACTFULNESS	ハンス・ロスリング、オーラ・ロスリング他
13		アイデアのつくり方	ジェームス・W・ヤング、 竹内均、今井茂雄
14		★自分の時間	アーノルド・ベネット、渡部昇一
15		LIFE SHIFT	リンダ・グラットン、アンドリュー・スコット、 池村千秋

最後までお読みいただき、ありがとうございました。