「わたしにはセンスなんてない」
「センスのある人がうらやましい」
「センスってどうせ才能でしょ?」
あなたも、一度くらいはそう思ったことがあるのではないでしょうか。そこでこの記事では、「センスが良くなる本9選」を紹介します。
「え?本を読むだけでセンスが良くなるの?」
そう思った人もいるかもしれません。実は、「センス」は特別な人にだけに備わった才能ではありません。どんな人でもセンスアップは可能。その方法の一つがまさに本を読むことです。
熊本県公式キャラクター「くまモン」など数々のヒット作を生み出した、水野学さんの言葉を紹介します。
センスのよさとはミステリアスなものでもないし、特別な人にだけ備わった才能でもありません。方法を知って、やるべきことをやり、必要な時間をかければ、誰にでも手に入るものです。
引用:センスは知識からはじまる-水野学
つまり、他のスキルと同様にセンスは鍛えられるということです。
ここで、多くの人が勘違いしている「センスの真相」をお伝えしておきます。
- センスは特別な人にだけ備わった才能ではない
- よきセンスを手に入れる唯一の方法は、知識を得ること
- 【センスの法則】センスがいい人 = 知識が豊富な人 = 仕事ができる人
つまり、こう言い換えることもできます。
「普通の人でも知識を蓄えれば、センスで勝負ができる」
「業種を問わず、センスを磨けば『仕事ができる人』になれる」
センスは何もデザインやファッションの世界に限ったものではありません。センスはあらゆる仕事に役立つ能力なのです。
そう捉えると、センスを身に付けたくなりませんか?「〇〇さん、センスいいね」って言われたくなりませんか?
この記事では、センスの土台をつくる本、センスアップに効く本を9冊まとめて紹介します。どれか1冊読むだけでも仕事にポジティブな変化をもたらすはず。
よきセンスを手に入れたい人は、まずは入り口として「センスは知識からはじまる」から読み始めることをお薦めします。
センスについて知っておくべき3つの真相
「センスがよくなる本」を紹介する前に、まずは「自分にはセンスがない」と思っている人が陥っている、間違いを解いておきます。
もちろん、かくいう私もこの間違い(思い込み)に囚われていました。その間違いとは、
「センスは特別な人にだけ備わった才能である」
「自分はクリエイターやデザイナーじゃないからセンスは必要ない」
というものです。
実はセンスは、美や芸術の分野だけに求められる能力ではありません。そして生まれ持った才能でもないのです。ここであらためて、「センスの真相」について整理しておきます。
ひとつずつ解説していきます。
センスは特別な人にだけ備わった才能ではない
センスは特別な人にだけ備わった才能ではありません。
熊本県公式キャラクター「くまモン」など数々のヒット作を生み出した、水野学さんも次のように述べています。
センスのよさとはミステリアスなものでもないし、特別な人にだけ備わった才能でもありません。方法を知って、やるべきことをやり、必要な時間をかければ、誰にでも手に入るものです。
引用:センスは知識からはじまる-水野学
だから、
「センスアップはどんな人でも可能」
「普通の人だってセンスで勝負できる」
まずは大前提として、これがセンスについての真理であることを押さえておきましょう。
センスは特別な人にだけに備わった才能ではない
よきセンスを手に入れる唯一の方法は、知識を得ること
ではどうすればセンスは良くなるのでしょう?
ひと言でいうなら「知識を得る」、それがセンスが良くなる唯一の方法です。
水野学さんの言葉をお借りすると、こうです。
センスとは知識の集積である。これが僕の考えです。
引用:センスは知識からはじまる-水野学
よきセンスをもつには、知識を蓄え、過去に学ぶことが大切です。同時にセンスとは、時代の一歩先を読む能力も指します。(中略)
引用:センスは知識からはじまる-水野学
過去を知って知識を蓄えることと、未来を読んで予測することは、一見すると矛盾しているように感じます。しかし、僕の中でこの二つは明確につながっています。知識にもとづいて予測することが、センスだと考えているのです。
これ以上に納得感のある言語化はないと思います。「よきセンス」を手に入れるために、知識を蓄えましょう。
センスは知識の集積
- よきセンスを手に入れる唯一の方法は、知識を得ること
【センスの法則】センスがいい人 = 知識が豊富な人 = 仕事ができる人
そしてもう一つセンスについて知っておくべきことがあります。それは、
「センスが必要とされない仕事など一つもない」
ということです。センスが必要なのは、なにもデザインやファッションの世界に限った話ではないのです。
なぜでしょう?ここでも水野学さんの言葉を拝借します。
文章を書くことをイメージしてみましょう。
引用:センスは知識からはじまる-水野学
「あいうえお」しか知らない人間と「あ」から「ん」まで五十音を知っている人間とでは、どちらがわかりやすい文章を書けるでしょう?どちらが人を喜ばせる文章を書けるでしょうか?(中略)
センスがいい文章を書くには、言葉をたくさん知っていた方が圧倒的に有利である。(中略)
文章というたとえを使いましたが、これは仕事や生きるということにおいても同様だと思います。知識があればあるだけ、その可能性を広げることができるのです。
企画書は内容も大切ですが、見せ方も大切です。見せ方を考えるとは、センスのいい企画書をつくるということです。
引用:センスは知識からはじまる-水野学
たかが企画書ですが、されど企画書。
メールや企画書などの文章。プレゼンや提案書などの資料。もっといえば仕事の段取り、コミュニケーションなどあらゆる場面でセンスが問われる。
だからこそ文章術、資料作成術、仕事やコミュニケーションのコツを勉強する必要があるのです。よきセンスを手に入れるには、知識を身に付けること。
そして、知識を得ることでスキルアップにつながります。その結果、「仕事ができる人」になれる。だから以下の法則が成り立ちます。
センスの法則
- センスがいい人 = 知識が豊富な人 = 仕事ができる人
ここまでセンスを鍛える前に知っておくべき、センスについての3つの真相についてお話しました。センスについて悲観的だった人は、ぜひマインドを次のように切り替えてみてください。
- わたしにはセンスなんてない(間違い)
- だれでもセンスアップは可能だ(真相)
センスについて知っておくべき3つの真相
- センスは特別な人にだけ備わった才能ではない
- よきセンスを手に入れる唯一の方法は、知識を得ること
- 【センスの法則】センスがいい人 = 知識が豊富な人 = 仕事ができる人
知識は本から入手するのが吉
ではセンスを磨くための「知識」はどこから入手するのがいいのでしょう?
結論から言うと、「本」から知識を得るのがいいでしょう。ここでも水野学さんの言葉を拝借します。
(前略)書店は素晴らしい知恵の泉です。センスの源となる知識にあふれている場所です。
引用:センスは知識からはじまる-水野学
センスを手にするには、毎日書店で気になった本を一冊手に取る。これがいちばんの近道です。そうすれば1年で知識が365個増えます。
とはいえ、仕事や子育てで忙しいあなたは毎日書店に行ったり、本を選んだりするのは難しいかもしれません。
1日1ページ。私はそれでも十分だと思います。1日1ページ読んで得た知識を仕事や私生活に活かす。それだけでもセンスの源泉は蓄積されていくはずです。
知らないことがあるときそのままにする人は、どこまでいってもそのままです。
少しでも「知ろう」という姿勢が知識を増殖させ、センスが良くなっていく。これだけは押さえておきましょう。
センスの源となる知識は、本から入手するのが吉
少し前置きが長くなりましたが、本題の「センスが良くなる本9選」を紹介していきます。
「センスがいい人になりたい。でもどの本を選んでいいかわからない。選ぶ時間もない」という人は、この9冊から選んでみてください。
【おすすめ】センスが良くなる本9選
まずは「センスを鍛える」の土台づくりとして、水野学さんの「センスは知識からはじまる」を読むことをお薦めします。
前述した通り、「センスがどういうものか」「センスを鍛えるにはどうすればいいか」を丁寧に解説してくれています。具体例も豊富でわかりやすい。センスについて知識を深められる、唯一無二の本といえるでしょう。
残りの8冊は、ジャンル別に2冊ずつまとめています。とくに次の4冊が「わかりやすさ」「実用性」の観点でオススメです。
- 「デザイン」のセンスが良くなる本
- 「仕事」のセンスが良くなる本
- 「文章」のセンスが良くなる本
- 「資料」のセンスが良くなる本
「センス」の土台をつくる本
センスは知識からはじまる
総合満足度
センスは生まれもった才能だと思っていたが、これは大きな勘違いだ。
著者は『センスは知識の集積』『センスは研鑽によって身につく』と説く。つまり「センスがない」と諦める必要はないんです。センスとは?センスがいいアウトプットを出すには?この本にはその答えが、すべて書かれています。
Audibleの聴き放題対象です。紙の本で持っておきたい一冊ですが、ひとまずAudibleの無料体験で聴いてみるのもアリ。
「デザイン」のセンスが良くなる本2選
あるあるデザイン
総合満足度
なるほどデザイン 目で見て楽しむデザインの本。
総合満足度
「仕事」のセンスが良くなる本2選
仕事の教科書 きびしい世界を生き抜く自分のつくりかた
総合満足度
佐久間宣行のずるい仕事術 僕はこうして会社で消耗せずにやりたいことをやってきた
総合満足度
「文章・言葉」のセンスが良くなる本2選
新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング
総合満足度
大人の語彙力が使える順できちんと身につく本 ひと言で知性があふれ出す
総合満足度
「資料」のセンスが良くなる本2選
THE FORMAT
総合満足度
いまの時代に求められる働き方、書くことの重要性を痛感。テキストコミュケーションがベスト。
1,500人以上のメンバー全員が7年以上ほぼフルリモートワーク。そんな会社の取締役を務める著者がテキストコミュニケーションについて語り尽くした本。真似するだけでラクラク書けるフォーマットが手に入ります。
Audible聴き放題の対象です。紙の本派の方は、買う前にflierで本書の要約をチェックするのがオススメ。
【完全版】社内プレゼンの資料作成術
総合満足度
※Audible、Kindle Unlimitedの読み放題対象は入れ替わりがあるため、チェック表の内容が変更になる場合があります。
【まとめ】センスが良くなる本9選
総合満足度
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